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2012年4月

2012年4月28日 (土)

(無題)

最近短手数(50手以下)で負けてしまうことが多いです。大概はウッカリがあるわけですが、15分の持ち時間で指していてそんなにたくさんウッカリがあるのはまずいかなと思います。わけてもひどいのはこれ(先手が私)。
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今後手が4三に居た筋違い角を覗いたところですが、以下▲4七金▽5六角まで32手で後手勝ち。▲4七金は11秒で指しています。しかしこれは、15分あるのだからもうちょっと考えろという問題でも無いかもしれません。1秒で見えなきゃだめですよね、はい。
とても短くなりますが、ちょっと忙しいのでここら辺で失礼します。

2012年4月18日 (水)

穴熊嫌いの為の矢倉▲4六銀

矢倉は将棋の純文学。
そして矢倉の花形と言えば▲3七銀戦法。
現在では特に、後手が専守防衛の構えをとって先手が▲4六銀・3七形型に組む将棋が主流ですね。先頃の名人戦でも現れましたが、どうもこの将棋、あまり好きになれません。先手が穴熊に組み替えるのが定跡なのですが、私は穴熊が嫌いな居飛車・矢倉党なのです・・・。世の中に結構存在するであろう(と願っています)そんな人々の為に面白い指し方があります。いつか書こうとは思っていましたが、なんとつい最近実戦で指す機会があったので、今日書きます。






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私の実戦の手順で、後手の手順に前後がありますが、44手目では定跡形に合流しています。次の45手目で▲9八香とするのが前述の最新形ですが、本譜は▲5七角。この手は▲9八香登場以前の主流だったかと思いますが、多くの場合次の47手目で▲2五桂と跳ねて仕掛けに行っています。しかし本譜は▲2五歩。普通は桂の跳ね場所を無くしてやってはいけないとされるのですが、▲3九角で狙いがわかります。そう、1七、さらには2六まで角を転換するのです。この作戦は昔からあるにはあるらしいですが、棋書等では殆ど無視されているかと思います。ちなみに手順中後手▽1三銀で▽3三銀と引けば、先手は▲3九飛〜▲1九飛のような感じで端を狙っていくことになるでしょう。
さて、私の実戦では以下のように進行しました。






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併せて153手まで先手勝ち

組み上がったところでは後手は愚形で、先手の作戦勝ち模様かと思います。しかしやはり穴熊は強い・・・。終盤はかなり負けていたかと思いますが、必死に縋ったのが幸いしたのかもしれません(笑)。角転換作戦に対して実戦で後手が穴熊に組んでくる可能性は結構高いと思いますが、私見では先手が作戦勝ちしやすい。もっともその後については保証しかねますが。私が最も有力だと思う後手の対策は、いずれ研究を加えて紹介したいと思います。

2012年4月14日 (土)

FLASHを使ってみました







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久しぶりに穴熊に勝てました(笑)
三間に対し右銀で攻めてくるタイプは優秀です。

旋頭歌

 万葉集は現在は巻第十二を読んでいます。巻第十二は巻第十一と併せて全編相聞歌(恋歌)で、なかなか面白いものです。
さて、今日は「旋頭歌せどうか」という形式の和歌について書きたいと思います。旋頭歌は五七七五七七の六句から成るもので、知名度は結構低いものと思われます。奈良時代が最盛期だったようで、古今和歌集以降の勅撰和歌集には殆ど収められていないそうです。発生は、片歌(五七七)による問答からだそうで、実際に上三句と下三句で語り手が異なる作品が、万葉集中にも多く見られます。例えば7一二七五です。

住吉の小田をだを刈らす子やっこかも無き 奴あれど妹が御為みため私田わたくしだ刈る
上三句で「住吉の小田を刈っていらっしゃる方よ、奴隷をお持ちでないのですか?」と問い、下三句では問われた者が「奴は持っているけど愛しい人の御為に(妹の)私田を自ら刈っているのです」と答えていますね。括弧に「妹の」としたのは手元の古い本の解釈です。
 また、第三句と第六句が共通のものもあります。例えば8一六一〇です。

丹生にふ女王おほきみ、大宰そち大伴まへつきみに贈る歌一首
高円たかまとの秋の野の瞿麦なでしこの花 うらわかみ人のかざしし瞿麦の花
歌だけ見れば、「瞿麦の花」が女性を譬えていることは何となくわかりますが、歌意は色々な解釈ができるのではないかと素人ながら思います。しかし、この歌には題詞が付いています。それによると女性から男性に贈った歌ということですから、丹生女王が若き日に大伴卿(旅人)に愛されたことを懐かしんだ歌、というような解釈をされているようです。また、この第三句第六句共通タイプには、謡われたと考えられるものもあるそうです。
 最後に上に挙げたどちらのタイプでもありませんが、面白い旋頭歌を。
山上おみ憶良、秋の野の花を詠む歌二首
秋の野に咲きたる花を および折りかき数ふれば 七種の花 其の一
萩の花 尾花葛花瞿麦の花 女郎花また藤袴朝顔の花 其の二
尾花はススキで、朝顔と言っているのは桔梗のことらしいです。憶良は旋頭歌で詠みましたが、現代では「萩すすき桔梗撫子女郎花葛藤袴 秋の七草」のような感じで短歌の形式に詠むのが知られているような気がします。
 旋頭歌のリズムは私は結構好きなのですが、皆さんは如何でしょうか?

2012年4月 7日 (土)

山田流斜め棒銀の裏技

振り飛車(特に四間飛車)穴熊は人気戦法です。私も24でよく遭遇します。私は居飛車党ですが、持久戦はあまり好きではないので(ことに相穴熊は・・・)、振り穴に対しては急戦を仕掛けることにしています。最近ではとにかくスピード重視ということで山田定跡を用いていますが、この山田定跡に面白い変化技があります。
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上の図は通常の形で、▲3五歩▽同歩▲4六銀▽3六歩▲3五銀▽4五歩・・・と有名定跡が続きます。居飛車側は▲5八金右の一手を省略すれば後手の穴熊のハッチが閉じる前に開戦できます。しかしそれでも穴熊玉は遠い。仮に6一の金を竜などでボロッと取られても、詰めろにはならないケースも多いのです。対して先手の6九金は玉のアキレス腱で、常に急所となります。
そこで工夫はこうです。
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▲2五歩を決めないことによって後手の2二角を浮き駒にします。そのままの形で▲3五歩と突いて行くのです。以下▽同歩▲4六銀に①▽3六歩は▲4五銀!とすれば先手は3六銀型を得ることは約束されます。▲3五銀▽4三銀▲2五歩▽3二飛▲2四歩▽3五飛▲2三歩成は銀損で2筋を破るものですが、無理っぽいのかもしれません。②▽4三銀は▲2五歩▽3四銀▲2四歩▽同歩▲同飛▽3二飛▲2三歩▽3一角▲4四角で先手成功。▽3四銀のところで▽3三角は▲3五銀がひどいです。ちなみに、もし後手が美濃囲いなどで5二金型であれば、▽3二飛のところで▽4三金!と力強く受けられて先手失敗となります。
飛先保留山田定跡は、なかなか面白いのではないでしょうか。

2012年4月 3日 (火)

強い人の手

我が終盤力にはまったく呆れる限りですが。。。
というより、早指しで三段まで駆け上って来た私は最近は15分で指しているのですが、それでやってみると周りの三段の方々と読んでる量が違いすぎる!皆さん私の5倍くらい読まれてます。勝てるときは本当に運が良いなあという感じです。

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これは先日の対局から(先手が私)。今▽7一玉と引いたところですが、後手陣は4三の地点の辺りが手薄なので、ここは先手も仕掛けたくなります。チキンな私ですが、さすがにこれを自重するのは男がすたるんじゃないかと思い、1分半近く考えて(やはりチキンですw)▲4五歩と突きました。以下▽4二飛▲4四歩▽3二銀▲5八金右▽4四角▲同角▽同飛▲8八角▽3三角▲2四歩▽同歩▲2二歩▽同角▲2四飛▽2三歩▲2八飛で第2図。
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▲4四歩の取り込みに一回▽3二銀は必要なところでしょう。居飛車党は▽3二金とやってしまいそうな気がします。金だと、いかにも「力で行こう」という感じになるでしょう。▲5八金右に▽4四飛も考えられるところですが、本譜▽3三角までの局面と同一となります。第2図まで進んで次の▲4五歩が受けづらいと思っていましたが、実は▽3三角で簡単に受かります。▲2四歩〜▲2二歩が指しすぎでした。しかし、本譜後手の方が指された手も振り飛車らしい好手でした。
第2図以下▽3五歩▲4五歩▽2四飛(第3図)
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▽3五歩。一瞬何も受けていないじゃないかと思いますが、▽2四飛まで絶妙な捌きでした。第3図以下は▲2四同飛と取るよりありませんが、▽8八角成▲同銀▽2四歩で後手好調です。しかし実戦は更に▲4四角▽3三角(疑問に見える。香取りは受けずに飛を打ち込まれて攻められると苦しかった)▲5三角成▽8二玉▲2八飛と自陣飛車で持ちこたえました。▽8二玉のところでも▽6二金としてとにかく先手を取ってしまう手もあったかもしれません。
進んで第4図。
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ここでは先手角得になっていますが、後手は堅さを頼みに攻めてきます。以下▲3四歩▽2六歩▲同馬▽4五桂▲4六角▽3七桂成▲同馬▽7九銀▲7七玉▽6四歩▲2七馬▽4五歩▲同馬▽2八竜▲同角▽3八飛・・・
完全におかしくなりました。最後は意表の投了で勝ったものの、自戒の一局です。それにしても▽3五歩は素晴らしかったですね。

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