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2012年4月 7日 (土)

山田流斜め棒銀の裏技

振り飛車(特に四間飛車)穴熊は人気戦法です。私も24でよく遭遇します。私は居飛車党ですが、持久戦はあまり好きではないので(ことに相穴熊は・・・)、振り穴に対しては急戦を仕掛けることにしています。最近ではとにかくスピード重視ということで山田定跡を用いていますが、この山田定跡に面白い変化技があります。
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上の図は通常の形で、▲3五歩▽同歩▲4六銀▽3六歩▲3五銀▽4五歩・・・と有名定跡が続きます。居飛車側は▲5八金右の一手を省略すれば後手の穴熊のハッチが閉じる前に開戦できます。しかしそれでも穴熊玉は遠い。仮に6一の金を竜などでボロッと取られても、詰めろにはならないケースも多いのです。対して先手の6九金は玉のアキレス腱で、常に急所となります。
そこで工夫はこうです。
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▲2五歩を決めないことによって後手の2二角を浮き駒にします。そのままの形で▲3五歩と突いて行くのです。以下▽同歩▲4六銀に①▽3六歩は▲4五銀!とすれば先手は3六銀型を得ることは約束されます。▲3五銀▽4三銀▲2五歩▽3二飛▲2四歩▽3五飛▲2三歩成は銀損で2筋を破るものですが、無理っぽいのかもしれません。②▽4三銀は▲2五歩▽3四銀▲2四歩▽同歩▲同飛▽3二飛▲2三歩▽3一角▲4四角で先手成功。▽3四銀のところで▽3三角は▲3五銀がひどいです。ちなみに、もし後手が美濃囲いなどで5二金型であれば、▽3二飛のところで▽4三金!と力強く受けられて先手失敗となります。
飛先保留山田定跡は、なかなか面白いのではないでしょうか。

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コメント

四間穴熊に対する急戦は8二のハッチが閉まる前に8三のスキを狙いながら右辺で得をするものなんだ、と自分は思ってます。でもやっぱり薄いので、右辺で一利を得ても中盤以降暴れられてなかなか勝ち切れないですね・・・。

他の対策として8筋交換型や地下鉄飛車なども指してみたのですが、こちらの対策を知られているとやはり薄さが気になってくる。やはり厚い銀冠や居飛車穴熊が負けにくくて有力なんでしょうね。。

ほぼ確実に先攻できるのが急戦の特長ですよね。私は後手でも急戦を挑むことが多いので、ハッチが閉まるのはまあ仕方がないかと思ったりもします(笑)アマチュア低段ということもありますが、私の経験では急戦も五分だと思います(正しくは「思うことにしています」)。陣形全体の安定でいえば、建築中の穴熊より舟囲いの方が勝るでしょうから、リードを奪ったら後は乏しい自分の受け力を頼るしかないでしょうね。受けが強ければ結構楽しいかと思い居ます。

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