対振り穴急戦
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▽6一金型の速攻を試してみましたが、こちらが後手なのでハッチを閉められてしまいます。
30手目以下角の打ち合いから香を取らせるのはやってみたかった指し方ですが、満足とは言い難いところ。本譜は39手目以下のやりとりで先手が損をしたと思われます。46手目▽6七歩が入ってしまっては後手優勢でしょう。
しかしそこからがひどかいもので、48手目は▽6八歩成で勝てたでしょうし、54手目以下57手目まで先手で桂を拾われたのも頂けません。
ですが79手目の▲2六香は筋に見えて失着だったと思います。普通に▲5二歩成とされてどうかというところですが、本譜は▽4二玉が少し気付きづらい受けでした。少し調子が戻ってきているのでしょうか。
振り穴vs居飛車急戦の形は、対照的な陣形のバトルと言えるでしょうから、個人的にはとても面白いと思っています。まあ穴熊が勝ちやすいのが実情なのですが・・・。
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△4二玉は並べていて「なるほど
」と思いました。
プロでは対振り急戦の対局が少ないなかで奮闘されているのは、すごいと思います
今後も好局の紹介を期待しています。
投稿: テディ | 2012年5月31日 (木) 07時41分
コメントありがとうございます。
好局などと仰られては恥ずかしい限りです(笑)
思うに対振り穴急戦は斜め棒銀が比較的優秀で、
以前は棒銀で対抗していましたが斜め棒銀にシフトして勝率が良くなった気がします。
もっともそれでも半分勝てるかどうかですし、
敗譜の検討もまたの機会にしてみたいと思っております。
投稿: えりいあす | 2012年6月 2日 (土) 00時52分